語学を活かせる派遣の仕事は?必要になる語学力と併せて紹介!
「得意な語学を活かせる仕事につきたい」と考える方は多いのではないでしょうか。
しかし、語学を活かせるといってもさまざまな仕事があるため、自分に合った仕事を知っておく必要があります。
本記事では、派遣の仕事で活かしやすい言語の種類や必要な語学力、派遣で働ける仕事の例をご紹介します。
仕事で活かせる言語の種類
語学に関わる仕事がしたい場合、まずは「どんな言語を習得すれば仕事で活かしやすいのか」を知っておきましょう。
母国語以外の言語を習得することはこの先のキャリアを切り開く上で重要な点ですが、やはり使われている範囲の多い言語の方が仕事は多いです。
ここでは日本の仕事で活躍することが多い言語の特徴や習得するメリットなどをご紹介します。
英語
英語は世界共通語とも呼ばれています。
海外で働くだけでなく日本でも、上場企業を中心に英語能力を求める企業が増えてきました。
多くの仕事において活躍することが期待できる言語です。
中国語
近年、経済成長が目覚ましい中国は、13億人以上が中国語をしゃべります。
世界で2番目に使用人数が多い言語とされているため、中国語を覚えておけばさまざまなビジネスチャンスに対応できるでしょう。
フランス語
EU圏やアフリカの国と取引がある場合に覚えておきたいのがフランス語です。
フランス語は世界約29ヶ国で公用語とされており、EU圏でも代表的な言語の一つです。
EU圏やアフリカの企業と取引があり、プロジェクトに参加したいと考えているなら必須といえるでしょう。
スペイン語
スペイン語は世界で使用されており言語第4位となっており、約4億人が使用しています。
フランス語同様に国際的な組織内で認められた言語のため、幅広い分野で活躍が期待できるでしょう。
ドイツ語
約1億人以上の人に使用されている言語です。
世界経済の面においてもドイツのGDPは4位となっており、ビジネス面で関わることの多い言語といえるでしょう。
どの程度の語学力が必要?
実際に言語を活かした仕事をする場合、どの程度の語学力が必要なのでしょうか。
ここでは、英語のコミュニケーション能力とビジネスの能力を測る検定試験である「TOEIC」を例にご紹介します。
TOEICは990満点で採点され、点数ごとに自分がどのレベルにあるのかを示す指標となります。
基礎レベル・・・TOEICスコア 500~600
TOEICの基礎レベルが500~600点です。
海外旅行などでは役立ちますが、英語を活かした仕事につきたいなら最低でも600以上は欲しいでしょう。
日常会話レベル・・・TOEICスコア 600~700
600~700点は日常会話レベルのため、仕事で活かしたいならこの最低限このラインを目指しましょう。
長文をある程度聞き取ることができ、自分の意見を簡単にまとめて相手に伝えられます。
ただし外資系企業ではまだ不足しているといえるでしょう。
基本レベル・・・TOEICスコア 700~800
700~800点あれば多くの企業で活躍できるようになるでしょう。
外資系企業によってはチャレンジできる点数です。
ビジネスレベル・・・TOEICスコア 800~900
高度な長文を聞き取り、読み書きが十分にできるレベルです。
このレベルがあれば、幅広い分野の企業で活躍できるチャンスがあるでしょう。
ネイティブレベル・・・TOEICスコア 900以上
ほとんどの仕事で困ることのなりレベルです。
高い英語力が求められる業務においても、問題なく対応できるでしょう。
語学を活かせる派遣仕事の例
語学を活かせる派遣仕事の例には下記のようなものが挙げられます。
英文事務
英文の書類やメールなどの作成、社内翻訳や通訳など社内で英語を使って活躍できる仕事です。
英会話だけでなく英語の文書の作成が問題なくできるレベルの英語力が求められます。
貿易事務
海外の企業との商取引に関わる事務の仕事です。
輸送手続きの指示、貿易書類の作成、通関手続きなどを行います。
通訳・翻訳
語学を活かす専門職です。
会話を同時進行で訳す通訳や、企業内の書類や取扱説明書を訳す翻訳などがあります。
英文経理
英文で伝票起票、入出金管理、試算表作成などの経理業務を行う仕事です。
外資系企業で他国の基準で処理する場合や、会計処理は日本の会計方式だが勘定科目が英語などさまざまなパターンがあります。
どんな仕事をしたいかイメージしよう
語学を活かせる仕事にもさまざまな種類があります。
まずは自分がどんな派遣の仕事につきたいかイメージし、それに対応した言語やレベルを身に付けましょう。