
派遣スタッフに求められるITスキルとは?おすすめの資格と併せて紹介!
近年は、どのような業種においてもある程度のITスキルが求められます。
では、実際に派遣スタッフはどの程度のITスキルが必要とされるのでしょうか。
本記事では、派遣スタッフに求められるITスキルなどについてご紹介します。
オフィスワークではPCを使えることが必須
事務職などのオフィスワークは、パソコンの基本的なスキルが必須です。
何故なら、事務職は円滑な業務をサポートするためにさまざまなオフィスソフトを駆使できる人材が求められるためです。
たとえば、資料作成を行う一般事務、営業支援や受発注などを行う営業事務、経理など事務職の仕事は多岐に渡ります。
いずれもパソコンを使用した業務のため、オフィスソフトをスムーズに使えることは必須条件といえます。
初心者はどの程度のITスキルが必要?
オフィスワークは、パソコンの基本的なスキルが必須と説明しました。
オフィスワークで必要になる具体的なITスキルはどの程度の内容なのでしょうか。
ここでは、ITスキルの具体例を3つご紹介します。
PCの電源を付けて、Word・Excelを操作できる
パソコンの電源を入れて、WordやExcelなどの操作が問題なくできることは必須です。
基本的にどのメーカーもパソコンの電源の入れ方は一緒のため、普段からパソコンを使っていれば問題ないでしょう。
また、WordやExcelのスキルは以下の操作を求められることが多いです。
・Excel・・・簡単なマクロやピボットテーブルが使える など
・Word・・・文字入力や書体変更、表の作成、保存ができる など
資料作成では、きれいで分かりやすいレイアウトの文書を作ることが求められます。
そのため、文字入力だけでなく書体変更、表の作成、保存、印刷設定などはできるようにしておきましょう。
またExcelは、基本的なマクロやピボットテーブルが使えると、中級レベルとされています。
コピー&ペーストができる
事務職として活躍するには、文字やデータをコピーして他の場所に貼り付けられる(ペーストできる)必要があります。
また業務を効率的に行うためには、基本的なショートカットキーを使いこなすことも重要です。
少なくとも、コピー&ペーストのショートカットキーは覚えておきましょう。
コピー:Ctrl(command)キー+Cキー
ペースト:Ctrl(command)キー+Vキー
メールの送受信ができ、CCとBCCを使い分けることができる
社内外とのメールのやり取りは必須なため、ビジネスメールの基本は知っておく必要があります。
本文作成はもちろん、CCとBCCの使い分けを知っておくことも大切です。
この2つをきちんと理解していないと、大きなトラブルに発展する可能性があるため、しっかり覚えておきましょう。
CC(カーボンコピー)…送信した宛先をCC欄のアドレスの人に知られても良い場合に使用します。
TOが宛先、CCは複写を送りたい相手です。
CCの人は原則返信をしません。
BCC(ブラインドカーボンコピー)…BCC欄に入力されたメールアドレスは、TOやCC、他のBCCの受信者に表示されません。
PCを使う際の注意点
オフィスワークでパソコンを使う際には、以下の点に注意しましょう。
いきなり電源を切ったり、コンセントからプラグを抜いたりしない
パソコンはいきなり電源を切ったり、コンセントからプラグを抜いて強制終了させると、ファイルの破損やハードディスクの損傷につながります。
必ず「スタート」ボタンから「シャットダウン」を選んで終了させましょう。(Windowsの場合)
ハードディスクのファイルをむやみに削除しない
ハードディスク内のファイルには、OSを正常に動作させるために必要なファイルも含まれています。
そのため、何のデータか分からない場合は、むやみに削除しないようにしましょう。
パスワードを人に教えず、使い回さない
セキュリティ向上のためにも、パスワードは決して他の人に教えず、使いまわさないようにしましょう。
パスワードが漏えいすると、情報漏えいなどのトラブルにつながる可能性があります。
重要なサービスでは二段階認証などセキュリティの高いものを有効にする
重要なサービスに携わる場合は、二段階認証などのセキュリティの高いものを有効にしておきましょう。
二段階認証を有効にすれば、万が一パスワードが漏えいした場合でも情報漏えいを防げる可能性があります。
事務職を目指すならパソコンスキルは必須
派遣スタッフとして事務職を目指すなら、WordやExcelのオフィスソフトを扱える程度のパソコンスキルは必須です。
パソコンの扱いに不慣れな方は、あらかじめ練習しておくことをおすすめします。