派遣スタッフ必見!オフィスワークをするなら覚えておきたいITスキルと資格
派遣でオフィスワークをしたいと考えているなら、ある程度のITスキルが合った方が就職・転職に有利になるでしょう。
それでは、実際どの程度のITスキルが必要なのでしょうか。
本記事では、覚えておきたいITスキルやおすすめの資格などをご紹介します。
オフィスワークをするなら覚えておくべきITスキル
事務職などのオフィスワークを仕事にしたいと考えているなら、メールやExcel、Wordなどの基本的なITスキルは必須といえます。
さらにその上で、「Access」や「Powerpoint」などのソフトを使えると応募できる求人の幅が増えるでしょう。
AccessやPowerpointの目安となるスキルは以下とされています。
Access
Accessはデータベース管理ソフトのことで、データの管理・保存に用いられています。
最低限、データ入力や基本的なクエリ作成ができるとよいでしょう。
中級スキルの場合、リレーションシップ作成やスマートアートの作成、フォームの作成などができるとさらに業務の幅が広がります。
マクロ作成やSQLなどが可能だと上級スキルを持っているといえるでしょう。
Powerpoint
Powerpointは、主にプレゼン資料を作成する際に用いられるソフトです。
デザインや素材が豊富なため、分かりやすい資料が作れます。
基本的なスライド作成やグラフ・画像データの挿入などができれば、初級スキルといえるでしょう。
アニメーション設定、Excelグラフの利用、画面切り替えなどができれば中級スキルを持っているといえます。
マスタ設定やPowerpointを使用したプレゼンができれば、使いこなせているといえるでしょう。
ITスキルの身につく資格①MOS
MOS(Microsoft Office Specialist)とは、ExcelやWordなどのオフィス製品をどれだけ使いこなせるスキルがあるかを証明できる資格です。
主に「スペシャリスト」と「エキスパート」の2種類があります。
スペシャリストは一般資格、エキスパートは上級資格に位置付けられています。
オフィス製品を使いこなすスキルは社会人に必須とされているため、MOSがあれば就職・転職時のアピールとして効果的です。
スペシャリスト
Word、Excel、PowerPoint、Access、Outlookのレベルを認定します。
スペシャリストは、基本的な機能を使いこなせるかどうかかをチェックするため、初心者でも比較的合格しやすい資格です。
たとえば、Wordであれば文字サイズやフォントの変更、表の作成や編集などの基本的な機能を理解しているかどうかが出題されます。
エキスパート
エキスパートは上級資格に位置付けられる資格です。
WordとExcel、Accessにエキスパート資格が用意されています。
エキスパートはスペシャリストよりも上位のスキルが必要です。
たとえば、Wordであればスタイル機能や目次・索引作成、他アプリケーションからの取り込みなど高度な機能を使いこなせる必要があります。
ITスキルの身につく資格②ITパスポート
ITパスポートとは、ITに関する基本的な知識があることを証明できる資格です。
ITに関する幅広い知識を身に付けることができるため、就職や転職に有利に働くでしょう。
またITだけでなく、企業活動、経営戦略、会計などITを活用することが前提となっている仕事にも役立ちます。
試験内容
ITパスポートは四肢択一式で行われます。
出題分野は以下の通りです。
・ストラテジ系(経営全般)35問程度
・マネジメント系(IT管理)20問程度
・テクノロジー系(IT技術)45問程度
3分野ですべて300点/1,000点以上を獲得する必要があります。
ITパスポートの難易度
令和3年4月度~令和3年8月度の合格率は、社会人が約61%、学生が約42%となっています。
全体の合格率が約56%のため、2人に1人が合格する計算になります。
他の国家資格と比較すると、難易度はそこまで高くないといえるでしょう。
オフィスワークをしたいならITスキルは必須
近年、オフィスワークをする上でWordやExcelなどのオフィス製品は必須のスキルだといえます。
そのため、オフィスワークへの就職や転職を考えているならITスキルを身に付けておくとよいでしょう。
MOSやITパスポートなどの資格があれば、自身のITスキルを客観的に証明できますので、取得を検討してみてはいかがでしょうか。